Kenta-Pの京ぶら日記

京都生まれ京都育ちの京ぶら日記、でも旅行もするよ(笑)

上海ライフ Part2

住居に続いて今回は勤務地です。

勤務地は上海の渋谷と呼ばれていたところにあって、デパートが4店、飲食店多数、オフィスビル多数で賑わっています。お昼ご飯は外食でしたが、日本語が通じる日本人向け飲食店でランチしていました。ランチの代金は日本と大差なく高めですが普通に美味しかったです。

夏場のことです。気温が35℃を超えると「高温手当」としてアイスクリームが配られました。40℃近くなると工場は操業を停止しなければならないため、気象庁は意地でも越えないよう発表を抑えているとか、凄いですね。冬も寒かったです。雪はほとんど降らないのですが足元から冷えてきます。夏は蒸し暑く冬は底冷え...まるで京都やん。本当にそう思いました。

オフィスは我々以外は中国人です。時折、中国人のリーダーがメンバ数人を連れて私達をランチに誘ってくれました。理由は生の日本語に触れたいから。彼らは全員日本語の資格を取得していますが、会話の機会がないメンバには貴重な機会です。特に私の京都弁混じりの日本語を理解するのは至難なそうです。彼らはわかりやすい日本語を話せる日本人のランキングを作っているとか、私は最難関ランク(笑)

オフィスは上海にあるグループ会社の一部を間借りしていました。フロアは13階でしたが、定時で終了してエレベーターに乗ろうとすると上階からの帰宅者で満員、仕方なくとった策は一旦上向きに乗ることでした。教えてもらいましたが常識のようです。残業もせずに定刻になると終業していました。

夕食も大半が外食です。ランチとは違うところで。自炊するつもりだったのですが、すぐに断念しました。理由があります。着任早々、JETRO日本貿易振興機構)主催の研修で、野菜は3時間程度水に浸けて農薬を除去するようにと指導されたからです。水道は炊事に使えないし、ウォーターサーバーの水で米を研いだり野菜の農薬を落としたりするので蒸留水がすぐに無くなります。水は安いですが、言葉の壁がある中で注文したり届けてもらうのが大変だからです。だから外食か買って帰るかとなりました。スーパーには不自由しません。買い物バックを渡せば詰めてくれます。日本よりサービスいいね。こんな毎日でした。