Kenta-Pの京ぶら日記

京都生まれ京都育ちの京ぶら日記、でも旅行もするよ(笑)

上海ライフ Part8

私が上海に居た時は中国の経済成長率が毎年7%以上と驚異的な伸び率の時代なので、とても活気がありました。企業活動、商い、消費行動、どれをとっても好調でした。上海万博に向けて急ピッチで工事が進んでおり、至る所で工事が行われています。活気があると言うことはお金の回りも良く、強いては治安も安定しているに繋がります。街には警察官がたくさん立っていて治安を確保しているのですが、夜間に歩き回っても怖いとは思わなかったです。絡まれたこともありません。まさに不夜城です。

歓楽街が賑わっていたことは言うまでもありません。私はお酒が全然飲めないのですが、ボトルキープをしていました。主に出張者に対する接待用です。出張者に安全に遊んで欲しいから、連れて行けるお店とお酒を用意していました。いくら好景気とは言え知らないお店は危険です。

大きくはスナックとKTVに分かれます。お酒が飲めることやカラオケができることはどちらも同じですが、仕組みに違いがあります。日本のバーやスナックと同じでホステスが横に座って接待することを法律で禁じています。実態はそうではありませんが。公安(警察)の手入れが入ると合図があって、一斉に移動する仕組みらしいです。私は一度も遭遇していませんが。お題は酒代とチップですね。常連の出張者はホステスに貢物をしていたようです。リクエストがあるのかな。駐在者とは長い付き合いとなるので無理な要求はなかったですね。人によるのかな。彼女らは月のノルマがあるのでギリギリの時には協力してあげました。持ちつ持たれつ、それくらいお安いご用です。

出張者の中には自由に振る舞って羽目を外したがる強者もいましたが、少なくとも私と一緒に時は自制してもらいました。理由は中国の考え方として出張者が羽目を外すには駐在者の手引きがあったからと解釈されることがあるからです。その場合、何もしていない私の方が罪が重くなります。理不尽です。私の人生を狂わされてはたまったもんじゃありません。誘惑が多い不夜城は本当です。

余談ですが、サウナに行きたいと要望する出張者が居ますが、大半が理解不足です。中国で言うサウナとは日本で言うところの「泡の園」のことです。お間違いないなきようご注意ください。