Kenta-Pの京ぶら日記

京都生まれ京都育ちの京ぶら日記、でも旅行もするよ(笑)

上海ライフ Part7

上海の交通事情についてです。

まだまだ延伸されますが、上海の地下鉄の総延長距離は676Km、東京は307Kmだから如何に長いかがわかります。東京の場合は私鉄やJRとの総合乗り入れを加算する必要がありますが、それにしても凄いですね。上海の場合は採算度外視の側面もあるようです。乗り換えが遠い東京のように上海でも一生懸命歩かないと乗り換えができない駅があります。安全に乗車できますが、気を許すことはできません。少年が広告のカードを凄い勢いで配りに来ました。鞄に挟み込んだりして。交通カードがあって、事前にチャージすればタクシーも共通に利用できて便利でした。今はきっともっと進化しているのでは。

バス網も発達しています。面白いなと感じたのは、夜になると走り出すバスがあったことです。街全体が不夜城みたいな上海です。空港バスは利用しましたが、路線バスはあまり利用した記憶がありません。

タクシーは普通に利用されています。安いからですね。日本語は通じないですが、私の拙い中国語での行き先でも連れて行ってくれました。一度だけ遠回りされたかなと思うようなことがありましたが、誤差の範囲でした。雨が降ると取り合いです。晴れていても生存競争が厳しいです。客を下ろしている間に前席に乗り込んだりして確保していました。空港からタクシーに乗る時には、案内人が居て行き先を告げると運転手に告げてくれます。タクシー運転手にはランクがあって、運転席の横に星マークが貼ってあって、数が違います。せこい話ですが、タイヤの空気圧を下げてメーターを稼ぐタクシーとか、下車時に交通カードを渡すと残高の少ないカードにすり替えるとか。だから皆、カードにシールとか貼り付けてすり替えできないようにしています。あの手この手と凄いです。

上海の道路の名前は中郷の有名な都市名がついているケースが多いです。例えば、北京西通、北京東通とか。比較的覚えやすくて発音しやすいですね。通りの名前を示す標識の下には発音が記載されているから、漢字の発音の勉強に役立ちました。

私の勤務地は「上海の渋谷」と書きました。あの便利さに納得ですが、一口に上海と言っても一週間も気持ちがもたないと思う地区もあります。日本語が全滅、飲食店や生活用品を買うにも一苦労、娯楽がない等々です。

とは言うものの、大都会上海空港を一度はお楽しみください。観光地は少ないですが。