上海ライフ Part5

以前、財布を盗られたと書きました。その辺を詳しく語ります。

日曜日でした。夕方に夕食と日用品を買いに出かけた時です。お金はさほど要らないので財布から抜きました。夕食を摂った後、スーパーでトイレットペーパーとかを買って両手で抱えて帰宅しました。ありゃ、鞄が空いていて財布がない！普段は鞄をタスキ掛けして前に回しているのですが、両手塞いで気が回らなかったのが失敗でした。

マンションの玄関は顔パスで入ったのでカードキーを使っていません。翌朝は内側から鍵を開けるので問題なく通勤できるし、定時で帰宅すると顔パスで入れるからたちまちは困りませんが、夜間に入ることができないのでカードキーが絶対に必要なんです。お世話をしていくださる中国人の方に同行していただき、マンションの事務所を訪問し、カードキーを再発行していただくことが出来ました。中国語を話せないから迷惑を掛け通しです。

翌、月曜日に上海の警察を訪問し、盗難届を作成してもらいました。財布が戻ってくることは期待できないから警察からすれば届けを出すことに？だったと思います。実は旅行者保険で財布の代金を補償してくれるからです。購入日と購入金額を伝えると振り込んで切れます。ただし、使った日数分は減価償却とみなし減額されました。さすがです。当然ですが現金は補償されません。

実はもう一度危機一髪がありました。コンパクトデジタルカメラをベルトに通したケースに入れていたのですが、後ろから魔の手が伸びてきました。気配を感じて振り返ったらから助かりました。ひったくりの瞬間を目撃したこともあります。これが中国なんですね。