Kenta-Pの京ぶら日記

京都生まれ京都育ちの京ぶら日記、でも旅行もするよ(笑)

上海ライフ Part1

語れば長くなるので何回かに分けて紹介します。今回は住居のお話。

2007年5月から2008年10月の間です。勿論お仕事です。だから就労ビザを取得しています。

地下鉄1号線徐家匯近くに住んでいました。上海内規があって、勤務地まで徒歩圏内(目安15分以内)であること、低層階には住まない(目安10階以上)、当時のレートで12万円を目途にとか。条件に合致する物件を不動産屋と一緒にまわり、決定しました。ちなみに、今だと30万円以上するそうです。恐ろしい上昇です。

上海のマンションは投機物件が多く、部屋ごとにオーナーが異なるケースが一般的です。家具や電化製品はついており、部屋のレイアウトや装飾が自分の希望と一致する物件を探せばよいのです。物件はすべて南向けに建築し、日が当たることが法律で決まっていると聞きました。私が選んだ物件は32階建ての31階でした。階下が煙って見えないことがたまにありました。雨の日と悲しいかな粉塵ね。間取りは2LDKでキングベットとクイーンベット、エアコン3台、テレビ2台と贅沢この上なしです。敷地の出入り口には24時間警備がつくし、各棟の出入りも鍵を開けてくれます。セキュリティも概ね大丈夫ですね。夜間はカードーキーをタッチして開けます。

お陰様で快適な生活でしたが、2回だけ困ったことがありました。1回は一帯の停電です。31階からの階段は断念し部屋で待機、約3時間で復旧しました。もう1回は財布を盗まれてカードキーが無くなったときです。お世話をしてくれる中国人に助けていただき、新しいカードを発行してもらいました。盗難事件はまた別の機会に。

上海の住宅選びですが、新築は敬遠されるそうです。理由はインフラのトラブルが尽きないからです。電気、ガス、水道、ネット(当時はADSL)、建付け等々...だから、数年たってからの物件が人気だそうです。お国柄を表していますね。

<続く>

 

亜都国際名園 アジアの首都名が棟名となっています。東京とかね。

 

上から2F目です。1フロアーに3室の配置です。

 

部屋から階下を見下ろす。円形の施設はプールです。