Kenta-Pの京ぶら日記

京都生まれ京都育ちの京ぶら日記、でも旅行もするよ(笑)

上海ライフ Part4

人生初の救急車は上海でした。

来客と一緒に中華料理を食べてからお腹の調子が良くなかったのですが、軟便が続いた小康状態でした。休日になって急に下痢が激しくなって、とうとう目が回ってしまいました。一緒に働いている日本人に連絡して救急車を呼んでもらうことにしました。部屋は内鍵なので鍵を開けておかないと入れません。身体を引きづりながら鍵を開けたのを覚えていますが、気が緩んで半分を気を失ってしまいました。

電話で助けを頼んだ日本人が来てくれ救急隊員も到着しました。「もう大丈夫ですよ、安心してください。」と英語で話しかけられたことは覚えています。救急車はサイレンを鳴らして病院に向かいました。ちなみに救急車は有料だし、サイレンを鳴らすと追加料金がいるそうです。外国人専用病棟に入れていただき、点滴をしてもらいました。お世話になっている中国人も来てくださり、たくさんの方に迷惑をかけてしまいました。

点滴がよく効いてみるみる間に顔色が良くなったそうです。原因は脱水です。下痢を恐れて水分を抑えたからでした。保険会社の方も来られてサインを急がれました。2年間の旅行保険に会社から加入しているので、入院費用、救急車の費用全て賄えました。助かります。

翌日、退院の許可が出て、いざタクシーで帰ろうとすると靴がないことに気づきました。ストレッチャーで運ばれたからです。事情を説明して病院のスリッパをいただき、タクシーでマンションに帰宅。守衛さんが心配してくれています。数時間休憩したのち徒歩で会社に向かい、迷惑をおかけしたとお詫びです。本来は私が管理する立場なのに何たる失態か。日頃から自己管理と言ってきただけに本当に恥ずかしいです。

教訓は早期通院です。海外ではお腹に限らず、どこかに異変を感じたらすぐに病院の判断を仰ぐことです。これが自己管理です。ちなみに上海には日本人医師が持ち回りで居られる病院があります。一年に一度の健康診断も制度化されており、診断結果の説明も日本国内以上に丁寧でした。さすが上海ですね。日本では毎年誕生日の頃に人間ドックを受診するようにしています。幾つかの懸案を抱えていますが、今のところ経過観察止まりです。日本に帰国してからは救急車のお世話になったことはありません。これからも自己管理をしっかりと実践していかないとね。