Kenta-Pの京ぶら日記

京都生まれ京都育ちの京ぶら日記、でも旅行もするよ(笑)

アルバイト経験 Part2

高校夏休みのアルバイトはハンダづけによる配線でした。

私の高校時代のクラブは無線部でした。クラブコールがあって、通信による会話も楽しめますが、私の楽しみは試行錯誤して作るアンテナでした。無線機から出力する電波を如何に効率よく飛ばすこと(SWR)、特定の方向に出力を集中させる(指向性)かはアンテナ次第なんですよね。より良きアンテナを目指したトライが楽しかったです。もう一つは無線機の制作です。部室に真空管がたくさんあったので、アルミシャーシーに真空管や部品を取り付ける穴を開けたり、配線したりが楽しかったです。そこでハンダづけの技術を磨きました。

アルバイト先でハンダづけの技術を見ていただき、合格をいただき、採用していただけることになりました。コードを切断し、端を剝き、ハンダメッキを施して配線します。予定のペースで作業は進み、20台少々の環境測定機が完成しました。ところが大きな落とし穴がありました。配線が指示と違っていたのです。私が帰宅してから気づかれて、配線を外して付け替えをしていただけたそうです。本当に申し訳ない次第です。更に申し訳ないことに、一台だけ正しかったそうです。私的にはこれ作業ミスなんですよね。重ねがさね申し訳ない次第です。

とても貴重な経験でした。アルバイト代はそのまま受け取ったのですが、高校生なりに心苦しかったのを覚えています。たた、私のハンダ付け技術を認めていただけたことが嬉しかったです。今では滅多にハンダゴテを握る機会がありませんが、今でも自信はあります。