Kenta-Pの京ぶら日記

京都生まれ京都育ちの京ぶら日記、でも旅行もするよ(笑)

台風2号と梅雨前線とダム水位

ほぼ梅雨前線の影響と思われ、台風も直撃は回避できそうな見込みですが、京都も激しい雨に見舞われました。6月2日17時現在、警報が解除される方向です。和歌山や大阪で冠水等のニュースが流れていますが、京都はきっと大きな被害はないと思われます。

今回はちょっと変わったデータを見てみたいと思います。京都を流れる桂川の上流に保津川下りがあって、更にその上流に日吉ダムがあります。桂川の水位はこの日吉ダムの放流の影響を大きく受けているのです。何年か前に嵐山渡月橋付近で越水し、一帯に桂川の水が流れ出たのが思い出されます。16時30分の水位を3日間比較してみました。

31日から1日にかけて放水し、貯水率を下げたことがわかります。降雨を予想したのでしょうね。

1日から2日にかけては貯水率を保つように、流入に応じて放流したのですね。やや流入の方が放流より多いようですが、貯水率はほぼ変わらないですね。31日と比較すると3倍も放流しているから、桂川の水位はかなりアップしていることでしょう。でも越水させない配慮はしているものと予想されます。

仮に雨がやんでも日吉ダムへの流入は増えるでしょうから、放流を増やすのかどうかを監視しょうかと思っています。この先降雨が予想されないなら貯水率を少し上げても良いのではと思う素人です。

日吉ダムの水位とともに気になるのは琵琶湖の水位です。琵琶湖の水位が上昇し過ぎないように放流するから宇治川の水位が上がります。途中に天ケ瀬ダムがあるのですが。京都でこれだけ心配しているのですから、下流である大阪は更に危険です。