Kenta-Pの京ぶら日記

京都生まれ京都育ちの京ぶら日記、でも旅行もするよ(笑)

鉱業の歴史勉強

一つ目は開杭1200年の歴史を持つ生野銀山兵庫県朝来市)!アリの巣のように無数の坑道があって、手掘りの様子や採掘機で掘った変化がよくわかります。先ずは模型です。

 

続いて坑道入口です。

 

坑道通路は観光用で、実際にはもっと細い通路だったようです。

岩盤と岩盤の間の鉱脈を掘るんですね。すごい技術です。当時はとても賑わっていたようです。

 

続いて神子畑選鉱所、ここは掘り出した鉱物の選別を行うところ。金、銀、錫、亜鉛とかを高い純度で選び分ける技術が日本的ですが、生野銀山も神子畑選鉱所も海外の技術がふんだんに導入されているそうです。

一段いちだんごとに作業のための建物があったのですが、老朽化が激しく、取り壊されたようです。

 

明延鉱山と約6Km繋がっていて、採掘した鉱物を選鉱所に送られていました。一円電車です。

 

シックナーと言って、選鉱の最終段階の装置で、金属を含む液体を脱水、濾過し、金属と水を分離していたそうです。水は再利用して、泥は山に盛り土されたとか。

神子畑の選別技術は素晴らしく、99.9%とか。素晴らしいですね。

 

真面目に勉強してきました。シックナーを取り上げた番組があって、知っていたのですが、実物を見て感動しました。来てよかった。